ろくろ挽きの着生植物ベース
2022 | プロダクトデザイン | 自主企画
ランやシダなどを着生させて花瓶のように置いて飾れる、木工ろくろ挽きの着生植物用ベースをつくりました。柔らかい曲面の造形物を粗い質感に仕上げることで、根の食い付きと、水苔や糸の巻きやすさを向上させています。鉢植えやコルク板とは少し違った着生植物の楽しみ方に繋がれば幸いです。
2枚目の写真は焼き杉にフウランを着生させたプロトタイプ。開発パートナーは越前漆器の丸物木地師、ろくろ舎さんです。今後、製材に適さない枝や端材などを利用し、サイズや樹種のバリエーションを増やしつつ、販売体制を整えていきます。
Credit
企画/デザイン: 森敏郎(toshiro mori design)
共同開発/製造: 酒井義夫(ろくろ舎)