TOSHIRO

MORI

about

絵巻弁当

2016- | XSCHOOL→自主制作・自主企画

絵巻弁当は、絵巻物に包まれた筒型の駅弁です。絵巻物には、越前・若狭地方に伝わる300以上の民話の中から選んだ、福井の郷土食が登場する民話が描かれています。最後まで民話を読み終わると、民話に登場した食材をつかったお弁当があらわれます。そして、たった今読んでいた物語の主人公になったような気持ちでお弁当を味わうことができます。また、民話に出てくる昔の食と現代の食の関係を知る手がかりとして、民話の採集地点と県内の食文化との位置関係を示した地図もついています。

 

その土地ならではの食を味わうことは、駅弁の大きな魅力の一つです。福井といえば越前がにや鯖のへしこが有名ですが、実は、昔の人々の暮らしの工夫や歴史の影響を色濃く残した郷土食が沢山あります。本企画は、同じ土地で育まれた民話と食材を組み合わせることで忘れられつつある郷土食に光を当て、その土地の歴史や文化を五感で味わう観光体験を創出することを目的としています。

 

絵巻弁当は、2016年秋から半年間にわたって行われた福井市主催の分野横断型デザイナー育成事業 "XSCHOOL"にて、グループワークとして立案した企画です。XSCHOOLの最終発表会後も、引き続き参加メンバーの自主企画として事業化の可能性を探っています。また、絵巻弁当は2017年7月付で実用新案を取得しています。

 

福井県坂井市竹田地区にある農山村交流センター「ちくちくぼんぼん」にて、地域のお年寄りから噂話を採集してオリジナル絵巻弁当をつくる、小学生向けのワークショップを開催しました。(2017年8月)

 

企画、プロダクトデザイン、イラストレーション:森敏郎

企画、ロゴデザイン、グラフィックデザイン:室谷かおり

企画、コーディネート、事業計画試算:瀧波龍太郎(2017年3月〜)

企画、事業計画試算:田中綱紀(〜2017年11月)

写真撮影:片岡杏子

試作用料理協力:株式会社 番匠本店

 

Special thanks:

未来につなぐ ふくい魅える化プロジェクト XSCHOOL 関係者の皆様

坂井市地域おこし協力隊 唐川恵美子様

坂井市竹田農山村交流センター「ちくちくぼんぼん」関係者の皆様

森のちくぼんがっこうプロジェクト 関係者の皆様

 

(C)2017 Toshiro Mori